[臨床報告]    ギックリ腰を治療するはなし。

この文章を読むメリット

◯ギックリ腰の治療から、自然治癒の仕組みを理解できる


 さきほど、ギックリ腰のクライアント様が来院されました。30代・男性・ウエイクボード中に着地したときに、腰が中に入ったような感じになり歩くのもままならない。はうようにして来院されました。


 検査してみると腰骨の3番(おへその後ろあたり)が変則的なねじれになっています。これは転倒時にみられる特異パターンです。もちろん私はそこの治療方法をしっていますから治療を始めます。


 かなりひどい状態です。腹筋のねじれもあります。このまま放置するとヘルニアのようなしびれと痛みが出ると予測できます。すると、集中的に歪んだ骨を元に戻すようにあれやこれやとするのです。


 その瞬間、反省しました。


 本当に反省しました。


 といいますのも、体の声を聞く事を忘れていたのです。体は、骨は、すぐに治さなくていい。日にちをかけて治さなければいけない症状だよ。と訴えてくれているのに、それを無視して「製造思考」になり、ネジを締めるように治療している自分に気づいたのです。


 それは、エゴです。先入観です。ギックリ腰は短期間で癒せて当たり前という私のエゴでした。それに気づき、体の声を聞きながら、生命力が通るように治療しました。もちろん歩くことはできるようになりましたが、ある動作での痛みは残ります。それでいいのです。安静にして、時間に身を委ね、回復の時を待つ。自然治癒力を信じるのです。


 本当に「はっ」とする出来事でした。


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