身体か心か

養老孟司・池谷裕二・ダマシオ 3者に学ぶ

 

病は気から

ならば、心をなんとかすることが

大切ではないのか?

 

そう思って

ここ10年ほどあれこれ思案してきました

 

結論は

臨床ではイマイチ

 

です

 

ーーーー

 

養老孟司

池谷裕二

アントニオ・ダマシオ

 

この方々は神経学者 解剖学者でありますが

心よりも身体が主であると説くのです

 

単純明快

なるほど

の連続です

 

ーーー

 

脳があったとします

脳だけでは感情は誘発されません

 

そこに身体があって

初めて感情が誘発される

 

と池谷は説きます

 

ーー

 

体の状態(ホメオスタシスの働き方)

をしらせる手段

 

それが感情にほかならない

 

とダマシオは説く

 

(ポジティブ感情は体が順調であり、ネガティブ感情は体が不調である)

 

さらにダマシオはフロイトとの対立でも有名です

 

ーー

 

最近の人は

意識で身体をどうにかできると勘違いしている

 

眠るときを例にすると

①意識で眠ることはできない

②意識的に目覚めることはできない

 

と、養老孟司は説く

 

ようするに

身体が主で意識が従

であるのに

 

いつのまにか

意識が主で身体が従

 

だと勘違いしている

 

と、説く

 

さらに、解剖学者である養老は

 

なんのために解剖をやるのかと言えば

人体なんてものは、理解できないと知るためですよ

 

と説く

 

ーーー

 

古武術を習っているのですが

 

血→実在するもの(臓器など)

気→作用 動き 連動性

 

であると教えてくれました

 

体の連動性や作用こそが

気であり、理解など到底できない叡智がすでに身体にある

 

まるで潜在意識とは身体である

 

といわんばかりの

納得のあれこれ

 

ーーーー

 

人類史をみても

進化論をみても

やはり、現在の私達の姿は

 

完璧ではなく

駄作です

 

環境変動に対応するために

2足歩行になり

毛を失い

 

そのときの環境で生き残るための

一か八かを繰り返し

いまの身体があります

 

ーーー

 

ですから

一長一短

をそこらかしこに含んだ

不完全な身体が出来上がり

 

完璧になろうとするのではなく

対応しようとするために

 

不完全を繰り返し続けるのです

 

ーーー

 

ですから

身体に自然治癒力がやどり

ホメオスタシスが働かなくては

やっていけない

 

というのが

最近の私見です

 

ーーー

 

すると

身体をいたわる

身体の使い方を知る

食事 睡眠 気候 管理は徹底的にしなくては

 

生存できない

いきもの

 

それが人間だ

 

という結論になりました

 

ーーーー